みかんの執事

みかん執事のひとり言。

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インフレと農業

 

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10年に一度レベルの寒気が来ているみたいですね。😱

ウクライナとロシアの紛争もまだ見通しがつかない状態です。ロシアのウクライナ侵攻開始から光熱費から食費さまざまな物の値段が上昇しました。

私達農家の経費も上がるばかりです。そのような場合は農家の場合資材の高騰対策と言う名目で国から少しばかりの補助金が出ます。それはそれで有難いのですが、いくら資材費が上がろうが、配送費が上がろうが、販売価格には反映されないのです。🥲

農家の販売価格はあくまでも需要と供給のバランス価格なのです。 

昨年玉葱が高騰していた時期がありましたが、それはあくまで玉葱が不作であり、供給できる数が少なかっただけなのです。

すなわち農産物というのは様々な市場価格に対しての調整品なのではないかと我々農家は思います。

今の農業界で販売価格を上げる方法は農産物の味のレベルを上げブランド化し付加価値をつけるといった方法が主流です。

しかし誰しもが高くても美味しい農産物を欲しがるわけではなく、値段の安い農産物を買い求める消費者の方が多いのです。

それに、味のレベルを上げるためには、いままで以上の管理や資材の投入すなわち経費がかかるのです。販売価格が上がったが経費も上がったでは何も変わりません。

いつの時代も農家は生かず殺さずの弱い立場です。でもせめて農産物の価格も世の中の物価に見合うようになってほしいと願うばかりです。

ネガティブな話題ですみません。🙏

今回はインフレと農業についてぼやいてみました。