想いおこせば私が３０代の頃は、バイクツーリングが生きがいであり年に数回のロングツーリングの為に日々働いていたようなものでした。
今回のお題の「九州を旅するならどこがおすすめですか。」に私の思い出をもとに紹介したいと思います。
はじめに。
私は一時期九州ツーリングにハマった時期がありました。特に九州中部から南部にかけては北海道にもひけをとらない雄大さと歴史的な文化を感じる事ができます。
あくまでもツーリング体験をもとに紹介しますので、九州北部の大都市地域に関してはスルーさしていただきます。
大分別府から熊本阿蘇山にかけての絶景！
まさに九州中部観光のメインと言っても良いコースです。
全国的に名高い別府温泉からスタートし、湯布院、阿蘇山へと走っていくコースは北海道にもひけをとらない絶景コースです。山に自生するミヤマキリシマの美しさ、由布岳や阿蘇山山系や草千里ヶ浜の壮大さ、白川水源の美しさ、牛乳ソフトクリームの美味しさなど非常に満足出来る観光地です。
長崎県島原、天草地域。
雲仙普賢岳など現在でも火山活動が続いていて、事前に地域の情報に気を使わなくてはいけないが、その反面温泉が豊富な地域でもあります。そしてキリシタン文化の歴史もあり教会巡りなども楽しめます。天草地方の海岸線も綺麗でやはり一度は観光で訪れてほしい所です。
鹿児島県。
私の大好きな薩摩です。やはり南九州は独特な文化と風土を感じる事ができます。
九州北中部と南部では方言から違います。それは旧薩摩藩が他藩の人間の侵入を分かりやすくするために独自の方言を広めたと言われています。
そして人間性なども、鹿児島や宮崎地方のお年寄りの方などは、特に優しくも芯がしっかりとしてプライドが高い印象が見受けられます。
観光名所も多く、やはり温泉地であり山川町や指宿市の砂蒸し風呂などの一風変わった温泉も楽しめます。薩摩富士と呼ばれる開聞岳の美しさや活火山の桜島(私は開聞岳の美しさが好き)などなど見どころもたくさんあります。
食の方も、芋焼酎、枕崎の鰹、さつま揚げ、薩摩豚、桜島地鶏などなど美味しい物がたくさんあります。
そして何より近代日本の歴史が鹿児島にはあります。知覧特攻平和会館などは是非とも訪れてほしい所です。
宮崎県。
やはりこの県も魅力的です。神秘的な高千穂峡や鬼の洗濯板と形容される青島海岸、南国ムード漂う日南フェニックスロードや都市部を横断する一ツ葉有料道路などは海外のような景色です。これらの他にもたくさんの名所が存在しています。
宮崎焼酎なども美味しく、チキン南蛮や地鶏の鉄板焼きなど鳥料理が大変美味しいです。
大分県。
和歌山県在住の私にとっては大分県というのは九州の玄関口です。私の九州ツーリングのコースは和歌山から四国にフェリーで渡り、愛媛の佐田岬まで走りそこから大分県の佐賀関まで国道九四フェリーで渡ります。まさに佐賀関は九州の玄関口なのです。
そして佐賀関と言えば有名な関サバや関アジです、身が締まりお刺身などは絶品です。(普通サバはお刺身には向かないが関サバの内臓の中には他地方でとれるサバよりも寄生虫アニサキスの数が少ないとのこと。）
私は別府や湯布院などの有名観光地よりも、佐伯市のトトロのバス停や映画「なごり雪」の舞台となった臼杵市にある上臼杵駅などのひっそりと佇む名所の方が癒されます。
まとめ。
私のバイクツーリングは南九州へ訪れる事が多かったので、あまり九州北部には足を伸ばしていません(たまに佐賀県を走るくらい。）が福岡県も含めて九州は農業国です。全体的に火山が多く肥沃な土壌ですので作物がよく育ちます。そして畜産業も盛んで肉料理が非常に美味しいです。そしてどの県にも海、山、川が存在しており私の暮らす和歌山県と似ていて非常に親近感があります。まだまだ穴場的なスポットもあるのでしょうが、今回紹介した所が私の思い出の九州です。興味がある方は是非訪れてみてください。
今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。🙏
