みかんの執事

みかん執事のひとり言。

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追熟された貯蔵みかんの魅力

寒い日が続いていますね!どうもみかんの執事です。

年末に収穫して貯蔵していた青島みかんを本日出荷に向けて選別しました。

今回は、貯蔵みかん(蔵出しみかん)をご紹介いたします。

 

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貯蔵みかんとは?

まだ熟しきっていない晩生みかんを、冬の寒害から守る為に収穫し、倉庫や土蔵のみかん小屋で貯蔵し追熟させ、みかんの流通が少なくなった時期に出荷するみかんです。

貯蔵に適したみかん

青島みかんや丹生系みかん、総合21や寿太郎などの高糖系とよばれている品種が適していると言われています。

割と高値で取引される!

貯蔵して追熟するために木成り完熟のみかんと比べて保存性がありますし、追熟させて出荷するのにはある程度時間もかかりますし、みかんの流通量が少なくなった時期に調整しながら出荷出来るので割と高値で取引されるのです。

まとめ

割と熟期の遅い品種のみかんを、年末に収穫こ倉庫や小屋で追熟させたのちに出荷する貯蔵みかん。

高値で取引される反面、長期保存熟成の為腐敗果の出るリスクも高く、腐敗果の確認や取り除きといった管理もしなければなりません。

私の園地では青島みかんを少しばかり栽培しており、今回は出荷前の選別作業を致しました。

青島みかんと言うのは、果皮やじょうのうが厚くあまり食味がよいとは言えません。しかし、果汁が非常に濃厚で寒い季節にぴったりであり、昔懐かしい味です。

年が明けてひと月ほど経てば、みかんの流通量が少なくなってきます。

みかんに代わって市場にははっさくやデコポンなどの非みかんである雑柑や中晩柑などの柑橘が流通します。

あっさりとした味の雑柑や非常に甘い中晩柑も美味しいですが、やはり剥きやすく食べやすいみかんの需要が多いです。

貯蔵みかんは、新鮮さには欠けますが追熟された深い味わいで、マニアックなファンがあります。

青島や丹生系に寿太郎といったさまざまなな貯蔵系みかんの品種がありますから、みかん好きの方はぜひ食べてみてはいかがでしょうか?。

 

本日は蔵出しみかんについて語ってみました。どうもおつきあいいただきありがとうございました。🙏