みかんの執事

みかん執事のひとり言。

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みかん農家の美味しいみかんの選び方!

どうも、みかんの執事です。

今回は、美味しいみかんの選び方です。

最初におことわりしておきますが、みかんの味の好みは人それぞれであり、甘いみかんが好きな人もいますし、酸味が効いているみかんが好きな人もいます。

あくまでも私個人の好みと、近年のお客様の需要の多さから、総合的に考慮した結果の美味しいみかんになりますので、ご理解の程よろしくお願いします。

1.   まずは何といっても、みかんは食味が1番大切です。お店やネットなどは、とにかく糖度の数値を強調して、高糖度イコール美味しいみかんと言うように宣伝販売をします。

しかし、糖度が高くても、食味が悪いと美味しくありません。

やはり、果皮とじょうのうが薄いみかんは、食味が良いです。

その中でも割と代表的なのが、菊みかんです。f:id:kriatenluciana:20230208180845j:image

菊みかんというのは、過度に水分ストレスがかかり、果皮がゴルフボールの用に凸凹になっています。

普通のみかん。f:id:kriatenluciana:20230208181206j:imageと菊みかん。f:id:kriatenluciana:20230208181112j:image

このような菊みかんは果皮が、非常に薄くて剥きにくいですが、口に入れた瞬間に非常に味が濃厚で口の中でとろけるように食べやすく、もう一個、もう一個と食べたくなります。

 

2.  やはり、それなりの糖度でしょう。私は思うには、糖度は11度後半から12度、13度台が1番美味しいと感じます。それ以上の過度な高糖度は甘味だけが主張し、味のバランスと後味の方がアンバランスで何個も食べたくなくなります。

3.  その時期に出ている旬なみかん。

10月はみずみずしい極早生みかん(特に由良早生みかんなどは菊みかん率が高い。)

11月からは早生みかん(みかんのファンが多い。)

12月前半から中生みかん。食味は早生みかんに劣るが、味が非常に濃厚で、みかんマニアが好むみかん。

12月後半から年始にかけては晩生みかん。じょうのうが厚くて食味はさらに劣るが、味が非常に濃厚で、暖房をつけなければならない時期は非常にこの濃厚な味の晩生みかんが、合います。

4. 小玉か中玉か大玉か?これは、食べる火の好みでなんとも言えませんが、近年の売れ方は、自分が楽しんで食べるのは小玉みかん、贈答用には中玉みかん、まろやかでお得感が好きな人は大玉みかんと人それぞれです。

5. やはり、黄色いよりも赤く見えるみかんのほうが見た目にも美味しく見えます。(黄色くても美味しいみかんもありますが。)

 

まあ、ざっと私個人の好みで説明しましたが、皆様はどの様なみかんを選びますか?

我々有田のみかん農家は、有田みかんというブランドが誇りであり、日々お客様に喜ばれるみかんを栽培できるよう試行錯誤しながら励んでいますので、これからも有田みかんをよろしくお願いいたします。

今日もおつきあいいただきありがとうございます。🙏