昨日の雷雨を受けて、柑橘類もさらに新芽を伸ばして成長が確認できます。
さて、我が農園にも倉庫の隣りに、一本だけレモンの木があります。
このレモンの木は、私の兄が生前に友人からいただいた苗木を植えたものであります。
兄が存命中は成長するばかりで実が成らず、おまけにゴマダラカミキリ虫の幼虫に食害されて、一時期はかなり弱っていましたが、兄の死後、兄が手助けしてくれているかのように、樹勢が戻り、毎年たくさんのレモンの実が成るようになりました。
その兄のレモンの木に、今年も収穫が期待できる花の蕾が顔を見せました。
レモンの花はみかんの花と比べて、少し特徴的で、みかんは蕾も花びらも白色なのに対して、レモンの花は蕾は紫色で花が咲くと、花びらは白色の白い花が咲きます。
※こちらはみかんの花の蕾です。
これから開花に向けてレモンの木は蕾から花を咲かせる為に沢山の栄養を供給しなければなりません。
ですから、この季節の定期的な雨や、昨日のような雷雨は植物の成長期には大変必要なのであります。(雷を伴う雨は空気中の窒素分を豊富に含んでおり、天然の肥料であるのです。)
このまま成長すれば5月のゴールデンウィークの後半くらいから花が咲き始めると予想されます。(みかんより少しゆっくり。)
レモンの木はみかんの木よりも大きく成長するので、たとえ一本でも植えていれば沢山収穫できます。
レモンは、料理の味付けや盛り付けの彩など多彩な使い道があり、自家消費で使い切れないほどの収穫があれば直売所などで販売したら小遣いも稼げます。(国産レモンは消費者に喜ばれます。)
私は次回収穫したレモンを、ホワイトリカーやウヰスキーに漬け込んで、果実酒作りに挑戦したいと思います。(先月加工用のブラッドオレンジで果実酒を作ったが、氷砂糖を控えめに漬けこみましたが、かなり甘めに仕上がり私好みの味ではなかったので、次回はレモンで挑戦したいと思っています。)
レモンの木一本でもさまざまな楽しみが膨らみ、成長を見守り収穫を期待するのであります。
今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。🙏
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