昨日とはうってかわって、暖かい1日でした。
みかんの執事です。
私は今日の午前中に、確定申告を済ませて、これといって仕事の予定がなかったので、苗木の植えつけをしました。
今回は、乾燥防止のために吸水ポリマーを利用したみかん苗木植え付けの様子をご紹介いたします。
吸水ポリマーを利用した植え付け方法
必要な物
苗木
スコップ
吸水ポリマーパウダー
固形肥料(あっても無くてもよい)
じょうろ
植穴を掘る
この苗木は、由良早生という名前の極早生品種です。(以前掘っておいた植え穴に、植えつけます。)
固形肥料を入れる
植え穴の底に、固形の豆たん肥料を置き、上から軽く土を被せます。(肥料による根やけ防止に、直接根に当たらない様に)
軽く土を被せたら、その上に苗木(根の部分を覆っているポットやビニールを外して)を据えます。
土と吸水ポリマーパウダーを混ぜる
夏の日照りに備えて、吸水ポリマー(商品名サンフレッシュパウダー)と土を混ぜて、苗木と共に混合土をかるく、埋め戻します。(画像が悪くてすみません。)
足で踏み固める
さらに、その上から土だけを被せるように埋め戻してから、足で苗木回りを踏み固めます。
埋め戻した土を、足で踏み固めました。
続いて、ウサギ対策の意味で袋を株元に被せます。(鋭利なナイフの様なウサギの歯で噛まれと、苗木が枯れてしまいます。)
たっぷりとお水を与える
後は、たっぷりのお水を与えてあげて、植えつけ完了です。(苗木は肥料より、水が命です。)
土と混ざった吸水ポリマーパウダーは、水を含むとゲル化して水分を蓄え、数日間土に潤いを与えます。
最後に。
新しい苗木を植えるのは、成長に期待を膨らませるので、私は苗木植が好きであり楽しい作業です。
苗木成長の秘訣は、水分管理です。
苗木は、まだまだ根が発達していないので、肥料を沢山与えても吸収出来ません。
人間の赤ちゃんが母乳やミルクを飲んで成長するように、苗木はお水を沢山のんで成長します。
ですので、ウサギやゴマダラカミキリなどの外敵からも注意しなければいけませんが、夏の日照りには特に注意しなければいけません。
この植え付け方法は、数年前からJAが苗木の日照り対策として、吸水ポリマーを使った苗木の植え付け方法を紹介していたので実践しています。
この方法で苗木の植え付けをしてから、まだ一度も日照りで苗木を枯らしていませんが、あくまでも乾燥対策の延命措置ですので、猛暑で晴天が続いたならばかん水をしてあげてください。
たくさんのみかんが、実ってくれるのを心待ちにお世話する、みかんの執事でした。
今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。🙏