本日は、ブラッドオレンジという果肉が赤いオレンジを収穫をしました。
私が管理している農園で栽培しているのは、ほとんどがみかんで、次いで八朔や甘夏などの雑柑類です。
しかし、遊びと言いますか、自家消費と無人販売の彩りに少しだけ、清見オレンジやせとかやブラッドオレンジなどの中晩柑類を栽培しています。
ブラッドオレンジの特徴
果皮や果肉が赤色を帯び、とりわけ果汁は名前が英語で血液を表すように赤くトマトジュースのようである。
味は非常に濃厚で美味しく生食でも好まれるが、その鮮やかな赤い果汁を利用して生ジュースやカクテルなどの加工用としても好まれます。
収穫時期
2月の中旬から4月の中旬にかけてが収穫時期です。
果皮に赤色が出だしたら収穫時期の目安となります。
遅くまで木成りで完熟させる場合は、果実の落下や鳥獣害の対策をしておきましょう。
ブラッドオレンジは、他のオレンジとは違い、所々果皮に赤みがあります。
環境や気象条件によっては、赤みが出ないブラッドオレンジもあります。
赤みの正体は?
ブルーベリーなどに含まれている、アントシアニンと言うポリフェノールの一種です。
アントシアニンは強い抗酸化作用を持ち、眼や身体の疲労回復に良いとされています。
割ってみると、中身が赤いです。
ブラッドオレンジの種類
一般的によく栽培されているタロッコという品種とモロという品種です。
赤身が少ないブラッドオレンジもあります。
赤みの強いのが、モロと言う品種で、少し赤みの少ないのがタロッコと言う品種です。(全てタロッコの苗木を植えたが、モロが2本混ざっていた。)
一般的には、タロッコが生食用でモロが加工用に向いていると言われています。
実際タロッコの方が美味しいです。
まとめ
果皮や果肉が赤みをまとった非常に個性的なブラッドオレンジ。
収穫時期は2月中旬から4月の中旬にかけて収穫されます。
味は非常に美味しく、甘みと酸味のバランスがよく濃厚な味です。
私は、収穫したブラッドオレンジを、まだしばらくは倉庫で追熟させます。
私は今度モロを使って、果実酒作りに挑戦してみようと思っています。
皆様も是非スーパーや果物屋さんで見かけたら、買ってみて下さい。
生搾りジュースもおすすめです!
本日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。🙏